アラウーノとTOTOはノロに強い?主婦が調べた予防と消毒効果

アラウーノとTOTOのノロ対策を主婦目線で調べました。触らず流せる機能はアラウーノが便利ですが、塩素系消毒薬への強さは陶器のTOTOが安心です。子どもの看病や日頃の掃除で後悔しないためのポイントを紹介します。

はじめに

子どもが保育園や学校から病気をもらってきたときのあのヒヤヒヤ感、経験がある方も多いのではないでしょうか。家族みんなにうつらないか、トイレに行くたびにドキドキしますよね。

わが家もトイレを新しくしようと考えたとき、「あのモコモコの泡でいつも洗ってくれるパナソニックのアラウーノなら、ノロウイルス対策にもすごく心強いんじゃない?」と期待していました。でも、昔からあるTOTOの一般的なタンク付きトイレと何が違うのか気になって、取扱説明書やメーカーの仕様を詳しく調べてみました。

調べてみた結果、どちらか一方だけが良いというわけではなく、それぞれに助かるポイントと気をつけたい点がありました。触らずに済ませる毎日の予防ならアラウーノの機能が便利ですし、いざ家族がダウンしたあとの消毒作業なら陶器でできているTOTOのほうが気兼ねなく薬剤を使える、というそれぞれの特徴が見えてきました。

参考にした情報:

アラウーノとTOTOの比較

毎日のお掃除のしやすさと、いざというときの消毒のしやすさについて、気になった違いを表にまとめました。

比較項目 パナソニック アラウーノ TOTO タンク付きトイレ
触らずに使える機能 フタの自動開閉や自動洗浄がついていて手で触れる機会が少ない レバーを回したりフタを手で開けたりする動作が多い
男性の飛び散り対策 泡クッション機能があり立ち小便のハネをしっかり抑えてくれる 水面があるだけなので飛び散りを抑える専用の機能はない
便器本体の素材 スゴピカ素材(有機ガラス系の樹脂) 衛生陶器(セフィオンテクト加工)
塩素系漂白剤(ハイター等) 変色やヒビ割れの原因になるため使用が制限されている 陶器製なので薄めた塩素系漂白剤を使っても傷む心配がない
停電や断水のとき 乾電池をつないだり手動レバーを回したり非常時の操作が必要 いつものレバー操作やバケツ給水だけでシンプルに流せる

普段の暮らしで「できるだけ触りたくない、掃除の手間を減らしたい」ならアラウーノが快適ですし、「胃腸炎のときは強い漂白剤でしっかり除菌したい」なら陶器のTOTOが安心できる、という違いがあります。

普段の生活で「これは助かる!」と感じたアラウーノの良さ

毎日家族のお世話をする中で、アラウーノの機能で特に魅力的だなと感じたポイントが2つあります。

手で触らずにすむ自動フタ開閉と自動洗浄

胃腸炎やノロウイルスで一番怖いのが、手についたウイルスがあちこちに移ってしまう接触感染です。

アラウーノはフタの自動開閉や自動洗浄がついている機種が多く、トイレに入ってから出るまで、便座やレバーに一度も触れずに用を足せます。

子どもに「触った手であちこち触らないで!」とガミガミ言わずに済みますし、家族みんながノータッチで使えるのは、毎日の予防として心強い仕組みだと感じました。

男子の飛び散りをしっかり防ぐ泡クッション

男の子がいるおうちで地味にストレスなのが、立ち小便の飛び散り汚れです。

アラウーノのハネガード(泡クッション)は、水面に泡の層をモコモコと作って尿ハネを受け止めてくれます。床や壁への飛び散りをしっかり抑えてくれるので、トイレ空間をいつも清潔に保ちやすく、毎日の床拭きの手間がぐっと軽くなります。

買う前に知っておきたい!アラウーノの気になる注意点

普段の使い勝手はとても魅力的なアラウーノですが、説明書をじっくり読んでいくうちに「ここは知っておかないと危ないかも」と感じた注意点もありました。

ノロ対策の定番「ハイターなどの塩素系漂白剤」が使えない?

一番びっくりしたのが、看病のときのお手入れについてです。ノロウイルスにはアルコールが効きにくいため、薄めた次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)で拭くのが基本とされています。

ノロウイルスには、エタノールや逆性石けんはあまり効果がありません。汚染された場所の消毒には、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)を使用してください。

(厚生労働省「厚生労働省:ノロウイルスに関するQ&A」より引用)

ところが、アラウーノの本体に使われているスゴピカ素材(有機ガラス系樹脂)は、塩素系の洗剤や強アルカリ性の洗剤を使うことが制限されています。

TOTOなどの陶器製トイレなら、便器そのものが焼き物なので塩素系漂白剤を使っても傷む心配がほとんどありません。夜中に子どもが吐いてしまって「とにかく手早くハイターで消毒したい!」という切羽詰まった場面では、陶器製のTOTOのほうが素材に気を使わずに作業できます。

泡があっても「フタを閉めて流す」のはやっぱり必須

「泡で洗ってくれるから、流すときのウイルスも全部閉じ込めてくれるのかな」と期待していましたが、そこは油断できませんでした。

水を流すときに巻き上がる細かな水しぶきは、泡だけでは防ぎきれません。感染症のガイドラインやメーカーの案内でも、水を流すときはフタを閉めてから流すことが基本ルールとされています。

泡があるからと安心せず、家族全員でフタを閉めてから流す習慣を徹底することが大切です。

もし家族が胃腸炎になったら?トイレの消毒手順

万が一、家族がノロウイルスや胃腸炎にかかってしまったときに、焦らず安全にトイレを除菌する手順です。

  1. 手順1:使い捨ての手袋とマスクをしっかりつけて、換気扇を回します。
  2. 手順2:塩素系漂白剤を水で薄めて、約0.1パーセントの消毒液を作ります。
  3. 手順3:使い捨てのペーパータオルに消毒液を染み込ませ、便座やフタ、ドアノブなどを一定方向に優しく拭きます。
  4. 手順4:アラウーノの便器本体や樹脂パーツを拭いたあとは、薬品が残らないようにすぐに固く絞った濡れ雑巾で念入りに水拭きします。
  5. 手順5:使ったペーパーや手袋はビニール袋へ密閉して、すぐにゴミ箱へ捨てます。

わが家にはどっちが合う?後悔しない選び方のヒント

どちらのトイレが合っているかは、毎日の暮らしで何を一番重視したいかによって変わってきます。

  • アラウーノを選ぶと安心なご家庭

  • 自動開閉や自動洗浄を使って、普段から家族が便器に触れる機会を減らしたい

  • 男子やお子さんの立ち小便による、床や壁への飛び散り汚れを日頃から防ぎたい

  • 泡の自動洗浄で、毎日のトイレ掃除をできるだけ手軽に済ませたい

  • TOTOのタンク付き陶器トイレを選ぶと安心なご家庭

  • ノロウイルスなどの感染症が出たとき、塩素系漂白剤を使って気兼ねなく消毒したい

  • 素材の傷みを気にせず、ブラシや洗剤でゴシゴシとお手入れしたい

  • 停電や断水が起きたときでも、レバー操作でいつも通りシンプルに水を流したい

毎日の生活で触れる回数を減らしてスマートに予防したいならアラウーノ、万が一の看病で強い消毒液をササッと使いたいならTOTOという選び方が現実的です。ご家庭のお掃除スタイルや生活リズムに合わせて、納得できるほうを選んでみてください。

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