ドル(通貨)とハイテク株ETF(QQQなど)の逆相関について詳しく解説します。
ドルとハイテク株ETFの関係
投資の世界には、互いに反対の動きをしやすい「逆相関」の関係にある指標がいくつか存在します。ドル(通貨)とQQQ(ハイテク株ETF)などはその代表格です。一般的に、ドル高は米株(特にハイテク株)にとって「重石(株価上昇の抑制)」となります。
具体例
以下はある期間のドルとQQQのチャートです。
とハイテク株ETF(QQQなど)の逆相関.jpg)
ドル側の視点
底値付近で「これ以上は下がらない」という買いが入り、強い反発を見せています。市場全体の心理としては「リスク資産(株、ETFなど)を一旦整理しよう」という流れになります。
QQQ側の視点
株価が上昇し続ける中で、650ドルという「心理的節目」にぶつかりました。「650ドルまで来たら一旦売ろう」と考えていた投資家の売り注文が集中します。(利食い売りの発生)ちょうどドルが強含んだため、650ドルを超えるエネルギーが削がれ、綺麗な反落(抑制)を見せました。
「焦って売る動きはない」と見れる
価格が下がっても「暴落」にならない時、市場は依然として強気な姿勢を保っており、「健全な調整」にあると判断できます。
| 指標 | 状況 | 市場心理 |
|---|---|---|
| サポートライン | 移動平均線などで踏み止まっている | 「安くなれば買いたい」という需要がある |
| 下髭(したひげ) | 下落してもすぐに買い戻される | パニック売りではなく、押し目待ちの状態 |
| 出来高 | 異常な急増がない | 投げ売りではなく、利益確定の範囲内 |
取るべき戦略
このように「ドルが上がったから株が少し下がったが、支えも強い」という状況では、以下の戦略を考えます。
静観(ホールド)
トレンド自体が崩れていないため、狼狽して売る必要はないと考えます。
押し目買いの準備
主要なサポートライン(今回の水色や紫のライン)まで引きつけてから拾う準備を考えます。
ドルの動向を注視
ドルの反発が一時的なものか、あるいは本格的な上昇トレンドへの転換かを監視します。
ボラティリティが大きい個別株のロングを狙う
このように全体相場面がだらだらしていると、エントリーが難しいです。そのようなときは、**高材料(ニュースなど)があってボラティリティ(価格変動)が大きい特定銘柄、つまり個別株のロング(買い持ち)を狙うのも一手です。
中上級者向きですが、材料が出て一気に上がった(ロングで利益)あと、上がりすぎて過熱した分(オーバーシュート)が元の水準に戻ってくる動き(収束)まで狙えば、往復で十分利益を狙えます。


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