CO2センサー(二酸化炭素濃度測定器)についてまとめました。
二酸化炭素濃度測定器(CO2センサー)の選び方
室内の換気状況を確認するために、 二酸化炭素濃度測定器(CO2センサー)は重宝します。
しかし、粗悪で信頼性が低いものも少なくありません。
そこで、高精度な二酸化炭素濃度測定器(CO2センサー)を選ぶ基準を紹介します
- 基準①検知原理が光学式を用いたものであること
- 信頼性の高いCO2センサーは、光学式(NDIRや光音響方式)を使用して二酸化炭素分子の特定の波長光を検出します。この方式は信頼性が高く、精度があります。経済産業省などが作成したガイドラインでも光学式が推奨されています。一方、安価なものは、TVOC(化学物質要因)センサーでCO2濃度を推定していることが多く、光学式よりも信頼性は低いです。
- 基準②補正用の機能が付帯していること
- 補正機能は、測定値のズレを修正する機能です。校正とも呼ばれます。補正機能があることで、正確な測定が可能です。
- 参考
測定精度の確認方法
購入したCO2センサーの性能は、以下で簡単に確認できます。
①屋外の二酸化炭素濃度を測定したとき、測定値が外気の二酸化炭素濃度(約415~450ppm)に近いことを確認します。
②測定器に息を吹きかけ、測定値が大きく増加することを確認します(正常なら高い二酸化炭素濃度が表示されます)。
③消毒用アルコールを測定器に近づけても、二酸化炭素濃度の測定値が大きく変化しないことを確認します(光学式はアルコールに反応しない)。
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