ロードバイクのフレームやパーツに使用されている6000番台アルミ(6061、6011、6066、6069)の違いと特徴まとめました。
【6000番台アルミ】6061、6011、6066、6069の違いと特徴
ロードバイクでよく使われるアルミ合金は6000番台と呼ばれるものです。
Al-Mg-Si系合金ともいわれ、Mg(マグネシウム)とSi(シリコン)を添加したアルミ合金です。
番号 | 特徴 | 利用例 |
---|---|---|
6061 | Al-Mg-Si系のアルミ合金。強度、耐食性に優れ、比較的安い。 | エントリークラスのロードバイク、クロスバイクなどの比較的低価格なフレームで採用 |
6011 | Al-Mg-Si系にCu(銅)も添加されたアルミ合金。6061よりも強度が高いが少し重くなる。 | GIANT TCR SLR(ALUXX SLR-Grade Aluminum)、コーダブルーム FARNA SLなど |
6066 | 6061よりSi、Mg、Cuの添加量を増やしたもので、より強度が高く、硬いが加工が難しい | コーダブルーム FARNA SL2など |
6069 | 6066よりSi、Mg、Cuの添加量をさらに増やしたもので、より強度が高く、硬いが加工が難しい | キャノンデール CAAD12(SmartForm C1 Premium Alloy)など |
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